領地づくりの基本
黎明の月・鍛冶師の日――(現暦換算:十月二十五日)
この日の朝、起床して間もなく、ラムリーザの母ソフィアから連絡が入った。
まずは、先日発生したレフトール騒動の話。ソフィアから「暴 ...
寝返りの美学
黎明の月・旅人の日――(現暦換算:十月二十四日)
放課後になり、ラムリーザたちは今日も部室に集まって演奏の練習をしていた。
文化祭でカラオケ喫茶をやることになったので、「一曲でも演 ...
名誉という名の火種
黎明の月・星々の日――(現暦換算:十月二十一日)
学校の学院長室にて。
ラムリーザの通う学校は「帝立ソリチュード学院高等学校」である。取りまとめているのが学院長のコルプルスだ。 ...
戻った笑顔、兄の気配
黎明の月・森人の日――(現暦換算:十月十九日)
この日、ラムリーザの周囲には気まずい雰囲気が漂っていた。そこへレフトールが現れて騒ぎ出したのだ。
「くっ、リゲルと首長の娘はいい! お ...
触れてはいけない相手
黎明の月・森人の日――(現暦換算:十月十九日)
今日は休み時間になっても、ラムリーザの周りはいつものように、にぎやかにはならない。
リリスもユコも、ラムリーザの顔を見ると何やら話し ...
勝ったのに終わらない
黎明の月・森人の日――(現暦換算:十月十九日)
「少しは涼しくなってきたねー」
登校中、ソニアは大きく伸びをしながら言った。
朝夕が涼しくなってきていて、南国といえども ...
拳で終わらせる
黎明の月・女神の日――(現暦換算:十月十七日)
駅の裏、人けのない公園。
ラムリーザがそこに着いたとき、レフトールはすでにやってきていた。
お互い三メートルほど離れた ...
恐れが効かない
黎明の月・女神の日――(現暦換算:十月十七日)
放課後、ラムリーザはソニア、リリス、ユコを連れて校庭を横切っていた。
今日はなんだかいろいろあって、部活をする気になれずにそのまま帰 ...
平和の象徴が倒れた日
黎明の月・女神の日――(現暦換算:十月十七日)
ラムリーザが校舎の屋上でレフトールに強烈な一撃を食らって、意識を失った直後のことだ。
屋上には、まだ熱の残った沈黙が張りついていた。 ...
平和の終わり方
黎明の月・女神の日――(現暦換算:十月十七日)
昼休み、いつもの四人――ラムリーザ、ソニア、リリス、ユコは、涼しい屋上で雑談をしていた。
いつものように天文学部のリゲルから屋上の鍵 ...