No Image

 
 炎心の月・詩歌の日――(現暦換算:八月十三日)
 

「ラムリーザ、おはよう」

 帝都の実家の自室で、ラムリーザは携帯端末キュリオの着信音で目覚めた。それは、リリスからの電話であった。

No Image

 
 炎心の月・賢者の日――(現暦換算:八月十二日)
 

 ラムリーザとソニアの二人は、せっかく帰省して帝都に戻ってきたのに、だらだらと屋敷で過ごすだけではもったいないと考え、よく遊んだ思い出の公園に来てみ ...

No Image

 
 炎心の月・賢者の日――(現暦換算:八月十二日)
 

 一家団欒プラス二名の朝食を終えた後、ラムリーザとソニアはラムリーザの部屋に戻り、とくに変わったこともなくダラダラと過ごしていた。

 ソ ...

No Image

 
 炎心の月・鍛冶師の日――(現暦換算:八月十日)
 

 この日の昼食後、ラムリーザとソニアの二人は屋敷の庭園へ散歩に出かけた。

 庭の木々からは、わおわおと蝉の声がやかましく鳴り響いている。 ...

No Image

 
 炎心の月・旅人の日――(現暦換算:八月九日)
 

「おはよう」「おはよう」

 いつも通りの朝だ。

 昨日は、二人がこの先どうなってしまうのかと思うくらいの、すれ違いの一日だった ...

No Image

 
 炎心の月・学匠の日――(現暦換算:八月八日)
 

 昼食の時間になり、再び兄弟と妹、そしてソニアも顔を合わせることになった。

 兄のラムリアースと、弟のラムリーザ。妹のソフィリータと、血は ...

No Image

 
 炎心の月・学匠の日――(現暦換算:八月八日)
 

 ソニアは現在、ラムリーザに精神的に依存している度合いが強いのかもしれない。

 いつも一緒にいたがるし、リリスやユコがラムリーザに接近しよ ...

No Image

 
 炎心の月・星々の日――(現暦換算:八月六日)
 

 ラムリーザは、夏休みだということで、しばらく帝都の実家で過ごそうと考えた。いわゆる帰省というものである。ちょっとした荷物をまとめながら、帰省準備をし ...

No Image

 
 炎心の月・森人の日――(現暦換算:八月四日)
 

 この日は朝食が終わってから、ラムリーザとソニアの二人は部屋でのんびりと過ごしていた。

 ソニアは最近買った新しいゲームを始め、ラムリーザ ...

No Image

 
 炎心の月・精霊の日――(現暦換算:八月三日)
 

 この日の夜、風呂上がりのラムリーザは、一人バルコニーの木製デッキチェアに腰掛けて、夜風に当たりつつ星空を眺めていた。蒸し暑い夜だが、ときたま流れる風 ...