Thumbnail of post image 001

 
 紅炉の月・月影の日――(現暦換算:八月三十日)
 

 気がつくとラムリーザは、見たことがない場所にいた。

 周囲は薄暗く、草木も生えておらず、無機質な岩が転がっている。空は暗く紫がかってい ...

Thumbnail of post image 185

 
 紅炉の月・学匠の日――(現暦換算:八月二十七日)
 

 夏休みも残りわずかとなった、ある日の出来事。

 キャンプも終わって日常に戻り、今日もソニアは下宿先であるラムリーザの部屋でテレビゲー ...

Thumbnail of post image 143

 
 紅炉の月・太陽の日――(現暦換算:八月二十四日)
 

 今日はキャンプ最終日。

 そういうわけで、朝から片づけだ。一通り片づけが終わり次第、街に帰ることになっていた。

 今回の ...

No Image

 
 紅炉の月・森人の日――(現暦換算:八月二十三日)
 

「ところで、みんなは今の学校を卒業したら、その先どうするか決めてたりする?」

 クリスタルレイクのキャンプ場では、日が暮れた頃には雨は ...

No Image

 
 紅炉の月・森人の日――(現暦換算:八月二十三日)
 

「リゲル兄やん、明日の今頃はミーシャ、列車の中だね。帝都って、やっぱり大きいのかなぁ」

「……すまん」

「えー、リゲル兄や ...

No Image

 
 紅炉の月・精霊の日――(現暦換算:八月二十二日)
 

「ほら、泣いてないで一緒に泳ごう。コテージに戻って水着に着替えるよ」

 ラムリーザは、リリスとの勝負に負けて泣いているソニアを連れてコ ...

No Image

 
 紅炉の月・精霊の日――(現暦換算:八月二十二日)
 

 クリスタルレイクでのキャンプ二日目は、男子の釣り組と女子の棒くぐりゲーム組に分かれて、スタートした。

 朝から自由気ままに遊んでいた ...

No Image

 
 紅炉の月・精霊の日――(現暦換算:八月二十二日)
 

 朝、ラムリーザが目覚めたとき、右脇で眠っているソニアを見て、いつも通りだなと思った。だが、天井がいつもと違うことにすぐに気がついた。 ...

No Image

 
 紅炉の月・女神の日――(現暦換算:八月二十一日)
 

 クリスタルレイクの夜は、避暑地だけあって都市部と比べて涼しい。寝室の窓を開けると、湖のほうから涼しい風が流れ込んでくる。いっそキャンプの間だけで ...

No Image

 
 紅炉の月・女神の日――(現暦換算:八月二十一日)
 

 街から離れた山地、クリスタルレイク脇のコテージで、「ラムリーズ」のメンバー六人はキャンプ生活を送っていた。

 夜になり、怪談をしよう ...