夏休みの終わりに
紅炉の月・月影の日――(現暦換算:八月三十日)
気がつくとラムリーザは、見たことがない場所にいた。
周囲は薄暗く、草木も生えておらず、無機質な岩が転がっている。空は暗く紫がかってい ...
ぴちぷにょ
紅炉の月・学匠の日――(現暦換算:八月二十七日)
夏休みも残りわずかとなった、ある日の出来事。
キャンプも終わって日常に戻り、今日もソニアは下宿先であるラムリーザの部屋でテレビゲー ...
最終日、しりとりで決める風呂掃除
紅炉の月・太陽の日――(現暦換算:八月二十四日)
今日はキャンプ最終日。
そういうわけで、朝から片づけだ。一通り片づけが終わり次第、街に帰ることになっていた。
今回の ...
らむの夢日記
紅炉の月・森人の日――(現暦換算:八月二十三日)
「ところで、みんなは今の学校を卒業したら、その先どうするか決めてたりする?」
クリスタルレイクのキャンプ場では、日が暮れた頃には雨は ...
合わせ眼鏡
紅炉の月・森人の日――(現暦換算:八月二十三日)
「リゲル兄やん、明日の今頃はミーシャ、列車の中だね。帝都って、やっぱり大きいのかなぁ」
「……すまん」
「えー、リゲル兄や ...
星空セッションと三人娘
紅炉の月・精霊の日――(現暦換算:八月二十二日)
「ほら、泣いてないで一緒に泳ごう。コテージに戻って水着に着替えるよ」
ラムリーザは、リリスとの勝負に負けて泣いているソニアを連れてコ ...
棒くぐりゲームと、とんでもないハンデの話
紅炉の月・精霊の日――(現暦換算:八月二十二日)
クリスタルレイクでのキャンプ二日目は、男子の釣り組と女子の棒くぐりゲーム組に分かれて、スタートした。
朝から自由気ままに遊んでいた ...
桟橋で聞いた昔話
紅炉の月・精霊の日――(現暦換算:八月二十二日)
朝、ラムリーザが目覚めたとき、右脇で眠っているソニアを見て、いつも通りだなと思った。だが、天井がいつもと違うことにすぐに気がついた。 ...
湖に映った星空は、僕を天国に誘うよ
紅炉の月・女神の日――(現暦換算:八月二十一日)
クリスタルレイクの夜は、避暑地だけあって都市部と比べて涼しい。寝室の窓を開けると、湖のほうから涼しい風が流れ込んでくる。いっそキャンプの間だけで ...
怪談後編 ~人それぞれの怖い話もあるもんだ~
紅炉の月・女神の日――(現暦換算:八月二十一日)
街から離れた山地、クリスタルレイク脇のコテージで、「ラムリーズ」のメンバー六人はキャンプ生活を送っていた。
夜になり、怪談をしよう ...